熱中症にご注意ください!
~熱中症が多発する時期です!~
〔スポーツ・青少年局学校健康教育課〕
厳しい暑さのため、熱中症が多数発生する時期です。
熱中症は、活動前に適切な水分補給を行うとともに、必要に応じて水分や塩分の補給ができる環境を整え、活動中や終了後にも適宜補給を行うこと等の適切な措置を講ずれば十分防ぐことが可能です。
また、気温・湿度などの環境条件に配慮した運動の実践や、こまめに休憩をとること、健康観察など健康管理を徹底することも重要です。
以下の情報等を参考に、熱中症の予防のための万全の対策と、熱中症になった場合には適切な応急手当等をお願いします。
<熱中症予防の原則>
1 環境条件を把握し、それに応じた運動、水分補給を行うこと
暑い時期の運動は、なるべく涼しい時間帯に行い、運動が長時間にわたる場合には、休憩を頻繁に入れ(目安は30分程度に1回)、こまめに水分を補給しましょう。
2 暑さに徐々に慣らしていくこと
暑さに慣れるまでは(1週間程度)、短時間で軽めの運動から始め、徐々に慣らしていきましょう。
3 個人の条件を考慮すること
肥満傾向の人、体力の低い人、暑さに慣れていない人、熱中症を起こしたことがある人などは暑さに弱いので、運動を軽くするなどの配慮をしましょう。
運動前の体調のチェックや運動中の健康観察を行い、体調の悪い人は無理に運動をしない、させないようにしましょう。
4 服装に気を付けること
暑い時には、軽装にして、素材も吸湿性や通気性の良いものを選びます。
屋外で直射日光に当たる場合は、帽子を着用し、暑さを防ぎましょう。
5 具合が悪くなった場合には早めに運動を中止し、必要な処置をすること
また、上記のほかに、熱中症予防の詳しい情報については、独立行政法人日本スポーツ振興センター等の下記URLにありますので、活用してください。
○独立行政法人日本スポーツ振興センター「熱中症を予防しよう-知って防ごう熱中症-」
http://www.jpnsport.go.jp/anzen/tabid/114/Default.aspx
○独立行政法人日本スポーツ振興センター 熱中症に注意しよう(平成26年6月発
行)教材カード
http://www.jpnsport.go.jp/anzen/anzen_school/card/tabid/519/Default.aspx
(※独立行政法人日本スポーツ振興センターサイトへリンク)
○学校安全資料DVD「子どもを事件・事故災害から守るためにできることは」
学校安全資料DVD「生徒を事件・事故災害から守るためにできることは」
学校安全資料DVD「学校における体育活動中の事故防止のための映像資料」
・教職員用研修資料で熱中症の予防についても収録。
(※各学校・教育委員会等に配布されています。)
○環境省「熱中症環境保健マニュアル2014」
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/manual.html
(※環境省サイトへリンク)
○気象庁「熱中症に注意」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
(※気象庁サイトへリンク)
○各省庁におけるその他の施策も、環境省のサイトから御覧いただけます。
http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/index.html
(※環境省サイトへリンク)
(お問合せ先)
スポーツ・青少年局学校健康教育課
TEL:03-5253-4111(内線2917)